Appleと環境

エネルギー効率の高い設計

Appleの温室効果ガスは、その大部分が製品の電力消費によって発生します。
そのため私たちは、エネルギー効率を最大限に高めた製品をつくっています。

エネルギー使用の削減

Appleは温室効果ガス排出量を包括的に計測しています。コンピュータ業界のほかの企業とは異なり、Appleは自らが提供する製品によって生じる排出ガスに対する責任を負っています。Appleができるだけエネルギー効率が高くなるように製品を設計しているのは、そのためです。使用していない時はほとんど電力を消費しない電源アダプタを設計したのも、ハードウェアとソフトウェアが確実に連係してエネルギーを節約するようにしたのも、そのためです。成果は一目瞭然です。2008年以来、私たちはApple製品による平均消費電力を40パーセント削減しました。

ENERGY STAR認定の、その先を目指して

すべてのMacとApple製ディスプレイは、厳しいENERGY STARエネルギー効率条件を満たしているだけでなく、その水準を超えています。私たちの業界で、そう明言できる企業はほかにありません。実際、Appleの製品はENERGY STARの規格をはるかに高い水準でクリアしており、ノートブックはENERGY STAR規格の最大2.9倍、デスクトップコンピュータの場合は最大7.6倍という優れたエネルギー効率を誇ります。Apple製品のエネルギー効率がこれほどまでに高いのは、Appleがハードウェアとソフトウェアの両方をつくっているからです。Appleはこれからも、製品の効率をこれまで以上に高める新しいテクノロジーへの投資を続けていきます。

エネルギー効率のための機能を内蔵

製品のエネルギー消費を減らすには、3つの方法があります。より効率の良い電源アダプタを使うこと、必要とする電力がより少ないコンポーネントを使うこと、そして電力管理ソフトウェアを使うことです。Apple製品の設計には、これらの3つの方法がすべて使われています。それらがApple製品でどのように機能しているか、いくつかの実例をご紹介します。

環境光センサー、Wake on Demand機能、電源効率、グラフィックス自動切替機能、待機電力

環境光センサー

MacBook Air、MacBook Pro、iMac、iPad、iPad mini、iPhone、Apple Thunderbolt Displayといった製品は、すべて環境光センサーを内蔵しています。このセンサーは周囲の環境に合わせてディスプレイの明るさを賢く調節するので、どんな環境でもディスプレイの明るさを常に最適な状態に保ち、同時にエネルギーの消費を最小限に抑えます。

Wake on Demand機能

OS Xでは、あなたの音楽やファイル、プリンタ、さらに画面も、同じネットワークに接続しているほかのコンピュータと共有できます。共有はあなたのMacがスリープ状態でも行えます。これを可能にするのが、AirMacベースステーションやTime Capsule上のBonjour Sleep Proxyというサービスと、Wake on Demandという機能です。共有されているアイテムへのアクセスリクエストが完了すると、Macは設定されたスケジュールに従って再びスリープ状態に戻ります。これで、インターネットを経由してリモートでアクセスする場合でも、すべての共有ファイルやデバイスを使える環境を保ちながら、エネルギーの消費を抑えることができます。Apple TVでも、リモコンを使うか、iOSデバイスやMacからコンテンツをワイヤレスでストリーミングすることで、Wake on Demand機能を使えます。

電源効率

Appleは、コンセントからコンピュータに届くまでに浪費されてしまう電力を抑えるため、エネルギー効率に優れた電源を独自に設計しています。すべてのMacは、ENERGY STAR for Computersのエネルギー効率基準を上回る電源とともに出荷されます。Appleのエンジニアたちはさらに上を目指し、MacBookファミリーのために、使用していない時にコンセントから取り込む電力が極めて少ない電源を設計しました。その電源は、家庭用60W電球の消費電力の約0.05パーセントに相当するわずか30ミリワットしか消費しません。

グラフィックス自動切替機能

15インチMacBook Proと15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、グラフィックス自動切替機能を標準で搭載しています。この画期的なテクノロジーはグラフィックプロセッサをすばやく切り替えて、グラフィック性能が必要な場合(最新の3Dゲームで遊んでいる時など)には十分なパフォーマンスをもたらし、そうでない場合(Eメールを読んでいる時など)にはバッテリーを長持ちさせます。これも消費電力を減らし、バッテリー駆動時間を延ばすことができる、Apple製品の隠れた機能の一つです。

iOSデバイスの効率

ポストPC時代では、従来のパソコンに代わって、iOSデバイスがコンピュータで行う様々な作業をこなすようになってきました。iPad、iPhone、iPod touchはコンパクトで極めて電力効率に優れているので、環境への影響はパソコンに比べてはるかに少なくなっています。さらに、これらのデバイスのために特別に設計され、内蔵されたA5チップとA6チップは、どちらも高いパフォーマンスと長いバッテリー駆動時間をもたらします。

待機電力

多くのWindowsベースのシステムとは異なり、Macシステムはエネルギー効率の高いハードウェアコンポーネントを採用しています。このコンポーネントがソフトウェアと連係して電力を節約します。OS Xは、使っていない時にはハードドライブの回転速度を落とし、自動的にスリープモードに切り替えて、システムを超省電力モードにします。事実OS Xは、どんなに小さなものでも電力を節約する機会を見逃しません。例えば文字を入力している間もプロセッサの速度を調整し、入力の合間の電力消費さえ減らします。