Apple Inc.トレーニングサービス利用規約

本トレーニングサービス利用規約(以下「本規約」という)は、Apple Inc.(以下「Apple」という)が、顧客(以下「カスタマー」という)と合意した指定のAppleの拠点で、カスタマーと合意した時間に、Apple認定コースの教材(以下「Apple認定コース教材」という)を使ってトレーニングクラス(以下「トレーニング」という)を提供する際の基準を定めるものです。

1.     注文。カスタマーはAppleに対し、トレーニングの登録と支払を、電子送信を通じて、またはAppleのガイドラインに従って別途求められている通り行うものとします。カスタマーが行うすべてのリクエストには本規約が適用されるものとし、本規約に追加されるか本規約と矛盾する、カスタマーの注文書に定められたいかなる条項も、一切の効力を有さないものとします。本規約は、口頭と書面を問わず、両当事者による従前のすべての声明、表明、協議、交渉、および合意に優先します。すべてのリクエストはAppleの承諾を条件とします。トレーニングは、Appleがその承諾の際に指定した日付に開始するものとします。

2.     支払。カスタマーは、別途合意している場合を除き、Appleがトレーニングリクエストを承諾した日付現在で最新の、Appleが公表している料金に従って、トレーニングの料金を支払うことに同意するものとします。支払はすべて、クレジットカードによるかAppleが認めるその他の形態によるかを問わず、トレーニングの開始の7日前までに受領されなければなりません。トレーニングまで7日を切ってから予約する場合は、トレーニングの開始前に支払が受領されなければなりません。カスタマーは、Appleの裁量により、Appleのクレジット条件の対象となる場合があります。この場合、支払期限はAppleの請求書の日付から30日となります。支払期限を過ぎた金額については、その金額が支払期限を過ぎた日から月1.5%の割合または適用法で認められている最高利率のいずれか低い方の割合で遅延金が課せられるものとします。本契約に基づく購入を理由として課せられる、適用される現地の消費税または使用税、関税、その他の税金(存在する場合)はすべて、カスタマーが支払うものとします。

3.     カスタマーの責任。

a.     前提条件。Appleは、Appleがカスタマーに公開または提供するトレーニングコースの条件をコースの開始前にカスタマーが満たさない場合、トレーニングのあらゆるサービスを拒否または制限する権利を留保します。この場合、返金またはキャンセル料の支払は行われません。

b.     良識ある行動。Appleは、Appleの見解においてカスタマーが理不尽な言動を示している、または暴力的、虐待的、もしくは破壊的であると考えられる場合、あらゆるトレーニングを拒否、制限、またはキャンセルする権利を留保します。この場合、返金またはキャンセル料の支払は行われません。

4.     教材の所有権。Apple認定コース教材(トレーニングの一環としてカスタマーに提供されるあらゆる文書、データ、技術情報、およびノウハウを含む)におけるすべての著作権およびその他の知的財産権の所有権は、コース教材の所有者に引き続き帰属します。こうした情報は、すべて秘密として取り扱うものとし、Appleの書面による明示的な許可がない限り、第三者に開示または複製することはできません。

5.     保証。Appleは、その担当者がトレーニングを実施するための適切な資格と経験を備えていることを保証します。別途明示的に表明されている場合を除き、かつ法律により禁止されていない範囲において、すべてのトレーニングは、Appleもしくはそのサプライヤーによって、またはAppleもしくはそのサプライヤーに代わってカスタマーに提供されるあらゆる文書、刊行物、ソフトウェアプログラムまたはコード、およびその他の情報を含め、特に品質、信頼性、適時性、有用性、十分性、および正確性について、明示、黙示、法定、またはその他を問わず、いかなる種類の保証もなく、「現状有姿」で提供されます。条件、商品性、および特定目的への適合性に関するあらゆる黙示の保証を含むがこれらに限定されない、あらゆる黙示の保証は、Appleおよびそのサプライヤーにより否認されます。Appleが提供する口頭または書面によるいかなる情報も、本規約に組み込まれている場合を除き、新たな保証を行うものではありません。

6.     責任の制限。法により禁止されていない範囲において、Appleおよびそのサプライヤーは、本規約に起因する、逸失利益などの結果的損害、偶発的損害、特別損害、またはその他の間接的損害の一切について、Appleが当該損害の可能性について把握していたとしても、責任を負いません。Appleが本規約に従ってトレーニングを提供しなかった場合、本規約の違反に対するAppleの全責任およびカスタマーの排他的救済は、Appleが合理的な期間内にトレーニングを再実施するための合理的な努力を払うこととするものとします。ただし、Appleが再実施できない場合、Appleは、Appleの義務の完全な補償として、問題となっているトレーニングについてAppleがカスタマーから実際に受け取った全額を返金することを選択できることを条件とします。こうした返金は、当該違反に対するAppleの全責任およびカスタマーの排他的救済を構成するものとします。いかなる場合も、本規約に起因する損害について、契約によるか不法行為によるかを問わず、Apple、Appleの従業員または代理人の責任総額は、カスタマーがAppleに実際に支払った金額を超えないものとします。法律により禁止されていない範囲において、本条の制限は人身傷害および死亡に適用されるものとします。

本規約のその他の規定にかかわらず、日本の消費者契約法の適用がある場合、Appleの債務不履行または不法行為により生じた損害を賠償する責任を制限する規定は、Appleの故意または重過失により生じた損害には適用しないものとします。

7.     総則。本規約はカリフォルニア州法に準拠するものとし、本規約が完全にカリフォルニア州内でカリフォルニア州の居住者間で締結および履行された場合と同様に、カリフォルニア州法が適用されるものとします。あらゆる紛争の解決地は、カリフォルニア州サンタクララ郡の管轄裁判所とするものとします。いずれの当事者も、本規約に基づくその義務の履行遅滞または不履行の一切について、戦争、暴動、反乱、内乱、労働ストライキまたはロックアウト、不足、工場またはその他の労働条件、火災、洪水、地震、または嵐を含むがこれらに限定されない、当該当事者の合理的な支配の及ばない状況によるものである場合、責任を負わないものとします。本規約のいずれかの条項が何らかの理由で執行不能または無効であると判断された場合でも、そうした執行不能または無効は、残りの条項の執行可能性または有効性に影響を及ぼさないものとし、両当事者は当該条項を、執行不能または無効な条項の意図および経済効果に最も近い内容の執行可能かつ有効な条項に置き換えるものとします。本規約の変更は、当該変更が書面によりなされ、かつ各当事者の正式な権限を付与された代表者が署名した場合を除き、拘束力を有しません。Appleは、下請け業者を活用してトレーニングを実施する場合があります。本規約ではカスタマーによる譲渡は認められておらず、譲渡しようとしても無効となるものとします。

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