プレスリリース 2019 年 6 月 27 日

Apple、サビ・カーンをオペレーション担当シニアバイスプレジデントに任命

サビ・カーン。
サビ・カーンはAppleに24年間も勤務してきたベテランで、今後はオペレーション担当シニアバイスプレジデントとしてAppleがグローバルに展開するサプライチェーンを監督します。
カリフォルニア州クパティーノ――Appleは本日、Appleに24年間勤務してきたベテラン、サビ·カーンが、オペレーション担当シニアバイスプレジデントとして当社の経営陣に任命されたことを発表しました。カーンは1990年代後半よりAppleの革新的な各製品の市場投入に当たり重要な役割を担うと共に、主要製品のオペレーションおよびサプライチェーンの各機能を先導してきました。カーンは引き続き、AppleのCOO(最高執行責任者)、ジェフ·ウィリアムズの直属となります。
新たな役職の下、カーンはAppleの全サプライチェーンを監督する立場として、製品の品質を確実なものにすると共に、製品の計画、製造、調達、物流、出荷にわたる各機能と、世界中の製造拠点に勤務する労働者の保護と教育を実施するために用意されたAppleのサプライヤー責任プログラムを総合的に監督することになります。
「サビは思いやりをもって当社のオペレーションチームを率いていくことでしょう。サビと彼が率いるワールドワイドのチームは、当社のお客様に他では得られない極上のユーザー体験を提供すること、当社製品の製造から出荷に携わり働いている世界中の皆さんを尊厳と尊敬を以て遇すること、将来の世代のために地球環境を保護することに取り組んでいきます」と、AppleのCEO、ティム·クックは述べています。
「私にとって20年以上もサビと一緒に働いてこられたのは大変光栄なことです。彼ほど才能に恵まれたオペレーション担当の幹部はこの地球上のどこを探しても見つからないでしょう。彼は世界トップクラスのリーダーであると同時に、共に働く協力者として最高の人材です。彼がAppleの歴史においてオペレーションチームの最高の指導者となることに疑いはありません」と、カーンの直属上司となるウィリアムズは述べています。
当社のオペレーションチームには、Appleがグローバルに展開するサプライチェーンの規模を駆使しながら、例えば、MacBook Air や Mac miniのボディ筐体に品質に妥協することなく100%リサイクルされたアルミニウムを使用した新しいアルミニウム合金を開発して大々的に採用するといった製造面のイノベーションを推進していくことも同時に期待されています。当社のオペレーションチームは、Appleがパートナー企業と協力して推進中の環境に優しい製造を通じた、資源を保全して地球環境を守っていこうとする取り組みも支援しています。
1995年にAppleの調達担当グループに加わる以前、カーンはGE Plastics社でアプリケーション開発エンジニアと主要顧客担当テクニカルリーダーを兼務していました。カーンは、タフツ大学では経済学と機械工学の学士号、レンセラー工科大学(RPI)では機械工学の修士号をそれぞれ取得しています。

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