Apple、2019年のベストアプリケーションとゲームを発表

本日、Appleは2019年のベストアプリケーションとゲームならびに、今年アプリケーション文化を牽引した最も勢いのあったトレンドを発表しました。アプリケーションは私たちの生活をシンプルで過ごしやすくしたり、私たちの創造力を発揮させたり、私たちを友人や家族、さらにはその先にある世界と結び付けたり、そしてもちろん、私たちを楽しませてくれたりします。2019年、アプリケーションは私たちの社会の時代精神を映し出し、デジタルでポップな文化の結び付きの介在役として功績を残しました。

「世界中の開発者がカルチャーに影響を及ぼし、私たちの日常を変えてしまうような、勢いのある革新的なアプリケーションを通じて私たちユーザーを刺激していますが、今年ほど、それが如実に現れた年はありませんでした。App Storeの2019年ベストアプリケーションおよびゲーム受賞作品は、人々の結び付き、創造性、楽しみについて、私たちの地球規模の願望を反映する形となりました。2019年のApp Storeベスト受賞作品の多様性、すなわち、素晴らしいデザインと創造力は開発者の事業規模に関係なく、世界のあらゆる場所から誕生していることを発表できるのを大変うれしく思います。私たちは受賞作品すべてを称えると共に、これらの作品が2019年をApp Storeにとって最良の年にしてくれたことに感謝します」と、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィル·シラーは述べています。

今年のベストiPhoneアプリケーション：Spectreカメラ (Lux Optics)

このAIで強化されたアプリケーションでは、目まぐるしいほど多数のテクノロジーを駆使して、長時間露光による美しい写真を誰でも撮影することができます。

今年のベストiPadアプリケーション：Flow by Moleskine (Moleskine)

この洗練されたデジタルノートブックで線画やスケッチに挑んでみましょう。黒鉛の鉛筆、先端が彫刻刀の形をしたマーカー、その他の描画ツールは、本物らしくなるように念入りに調整されています。

今年のベストMacアプリケーション：Affinity Publisher (Serif Labs)

その洗練された使い勝手とお手頃な価格が際立つAffinity Publisherなら、例えば、写真満載の大型の本を作る時や、小学生の演劇会の宣伝用チラシを作る時など、誰でも簡単にプロレベルのデザインに近付けます。

今年のベストApple TVアプリケーション：The Explorers (The Explorers Network)

この画期的なアプリケーションは、探検家、科学者、アーティストのコミュニティを支援するためにデザインされました。彼らの共通の目標は、写真とビデオを通じて、自然界を題材とする包括的な “ビジュアルの宝庫” を築くことです。

2019年のアプリケーションのトレンド : 思いやアイディアをかたちに

2019年のアプリケーションのうねりと勢いは、ことわざにでてくるような空白のページを思い出、夢、画像、声で埋めつくし、より個性をだすことに貢献しました。Anchor (Anchor FM)、 Canva: Stories & Video Maker (Canva)、Unfold (Unfold Creative)、 Steller (Expedition Travel Advisor)、Spark Camera (Dayworks)、Over (Over, Inc) 、Wattpad (Wattpad Corp)のようなアプリケーションは、ポッドキャスト、比類のない小説、リアルな写真のコラージュなどを通じて、誰もがかつてないほど簡単に自分を表現できるようにしました。

今年のベストiPhoneゲーム：“Sky 星を紡ぐ子どもたち” (thatgamecompany)

広大な景色を横切るように飛翔しながら、天人たちが楽園に戻る道を探すのを手伝う――そんな画期的な社会探究のゲームです。

今年のベストiPadゲーム：“Hyper Light Drifter” (Abylight S.L.) 

古典的な16ビットのアドベンチャーゲームを、まばゆいほどに魅力的な、アクション満載で再構築した “Hyper Light Drifter” には、命を賭けて闘うサバイバルの要素を備えた、夢のような探検もブレンドされています。

今年のベストMacゲーム：“GRIS” (Devolver / Nomada Studio)

この豪華で、満足感をたっぷり味わえるパズルを交えたプラットフォームゲームは、デジタルアートにより魂を揺さぶられるような作品です。希望や悲嘆を体験し、悲劇的な喪失感を経て、最後に人生を元どおりにつなぎ合わせて達成感を得ます。

今年のベストApple TVゲーム：“Wonder Boy: The Dragon’s Trap” (DotEmu)

同シリーズのクリエイター Ryuichi Nishizawa の協力を得て、Lizardcubeが開発した “Wonder Boy”――半分トカゲの冒険者が生涯のチャレンジに向かって旅立つという設定で、80年代から愛されてきたゲームが、手描きのアニメーションと新アレンジのサウンドトラックで現代に甦ります。

2019年のゲームのトレンド：進化した名作ゲームたち

今年、世界中のゲーム開発者が突如として、世界に名だたる多数のブランドと共に、iOSの世界になだれ込んできました。その作品のすべてが最先端のテクノロジー、大胆なデザイン、革新的な機能性や操作性を特色に、モバイルでは実現不可と思われてきたレベルの奥行きと品質を備えています。“マリオカート ツアー”（Nintendo）、“Minecraft Earth”（Mojang）、“Pokémon Masters”（DeNA Co）、“Call of Duty: Mobile”（Activision Publishing） 、“ドクターマリオワールド”（Nintendo）、“ラングリッサーモバイル”（ZLONGAME）、“ドラゴンクエストウォーク” (Square Enix)、“Assasin’s Creed Rebellion” (Ubisoft) 、“Alien: Blackout”（D3PA） のようなヒット作品は単なるリメイクやトリビュートではありません。いずれも、ゲーム史上、最も愛されてきたシリーズ作品に新たな命を吹き込んだオリジナルリリースです。

今年のベストApple Arcadeゲーム：“Sayonara Wild Hearts” (Simogo)

Appleは2019年、広告やApp内課金を排除した画期的なゲームサブスクリプションサービスである Apple Arcade 専用に、まったく新しいタブを用意して App Store を拡張しました。Apple Arcadeが提供する100本以上のゲームのそれぞれが、ゲーム愛好家をはじめ多くの方に対して何か新しい要素を提供する一方で、傑出したゲームタイトルが揃うコレクション中さらに際立った1本のゲームが、今年のベストApple Arcadeゲームとなりました。Simogo開発·Annapurna Interactive出版の “Sayonara Wild Hearts” は希望に満ちた、豪華で独自の持ち味があるゲーム――言ってみれば、プレイヤーのアドレナリンを沸き立たせ、魂を高揚させるような類いのゲームです。オートバイでの競争、剣を手に取り、時速200マイルで悲嘆にくれる準備をしましょう。

App Store “エディターのおすすめ” 以外に、今年 最もダウンロードされたApp と 最もダウンロードされたゲーム のチャートも参照してみてください。

App StoreでAppleは世界的なアプリケーション現象を巻き起こして、人々が働き、つながり、学び、遊ぶ方法を変革しました。App Storeはアプリケーションエコノミーを推進して、全世界のデベロッパに1200億ドルの利益をもたらしました。現在、App Storeは世界で最も安全で活気にあふれたアプリケーション市場であり、毎週の訪問者数は5億人を超えます。プライバシー、セキュリティ、品質、キュレーションがApp Storeの基本です。すべてのアプリケーションが、App Storeでの提供開始時にAppleの厳格なガイドラインを遵守している必要があり、それ以降も遵守し続けることが求められます。優れたアプリケーションを見つけやすいように、専任のエディターたちが制作する豊富なコンテンツと、最良のアプリケーションを厳選したコレクションを毎日お届けしています。App Storeはアプリケーションの世界を探索するために最適な場所で、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、iMessageで利用可能です。