Appleのアクセシビリティ

必要に応じて

カスタマイズ。

最高のテクノロジーは、役立つもの。だから、私たちの製品とサービスにはアクセシビリティ機能が組み込まれ、インクルーシブであるように作られています。好きな人とつながる。好きなものを作る。好きなことをする。そのすべてを、あなたにとってベストな方法でどうぞ。

視覚 より大きく。より太く。
よりわかりやすく。

拡大鏡 + 指差し読み上げ

文字を指差すと
読み上げます。

あたため

拡大鏡は、デジタル版の虫めがねのように機能します。iPhoneやiPadのカメラを使い、薬のラベルからキャンドルで照らされたメニューまで、レンズを向けたあらゆるもののサイズを拡大できます。視覚に障がいのある方が周囲の状況をより詳しく知りたい時は、拡大鏡の検出モードが役立ちます。カメラ、LiDARスキャナ、デバイス上の機械学習から得た情報を組み合わせることで、人の検出、ドアの検出、画像説明、テキストの検出、指差し読み上げなどの賢いツールを使えるようにします1

人の検出機能を使うと、列に並んでいる時に近くにいる人との距離を測定できます。ドアの検出機能は、あなたから数メートル以内にあるドアやテキストのほか、トイレや禁煙のサイン、車椅子が使える入口の標識なども識別して、あなたの移動をサポートします。画像説明とテキストの検出により、カメラの視野に入っている人、物、風景、テキストについて、さらに詳しく聞くことができます。指差し読み上げ機能は、家電製品、キーパッド、ファイルに貼られたラベルなど、テキストが付いている物体をより簡単に扱えるようにします。ボタンや要素を指差して、その上をなぞるように指を動かすと、iPhoneやiPadがテキストを読み上げるので、毎日の活動や作業をより簡単に、より自立して行えるようになります2

文字を指差すと読み上げます。

拡大鏡を設定する:

YouTubeでAppleサポートのビデオを観る:

LiDARを搭載したiPhoneやiPadで
拡大鏡の検出モードを使う方法

ディスプレイ設定

製品プラットフォーム全体に対応する数々の設定により、好みに合わせてオンスクリーンディスプレイをカスタマイズできます。「文字を太くする」機能や「さらに大きな文字」機能を使ってテキストを読みやすくする。カラーを反転させたり、コントラストを上げたり、透明度を下げる。カラーフィルタを適用して、あなたの視覚のニーズに最適な方法でスクリーンを調整することも。これらの設定はアプリごとに適用できます。さらにmacOSでは、ポインタとその輪郭線の色をカスタマイズして、画面上で一段と見つけやすくすることもできます。

ディスプレイを
あなた仕様に。

ディスプレイを設定する:

VoiceOver

言葉で伝えます。言葉で説明
します。

VoiceOver機能がiPhone上の画像を説明し、その内容を表示している。「ウェーブのかかった黒髪の人が笑っています。」

VoiceOverは、デバイス上で起きていることを正確に説明する業界最先端の画面読み上げ機能です。画面上に表示されている内容の説明を耳で聞きながら、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、HomePodで対応する点字デバイスを使っている場合は点字で読みながら、デバイスを操作できます3。画像内の人やテキスト、表データなどのオブジェクトについても詳しく調べられます4画像内の人とほかのオブジェクトの位置関係もVoiceOverが説明するので、思い出をより鮮明に追体験できるでしょう。内蔵されている声の中から好きなものを選び、ピッチ範囲などの設定をカスタマイズすることもできます。VoiceOverでも大活躍するのがSiriです。Appleの音声合成技術における最新の進歩により、Siriの声は高速で話している時でもスムーズで表現力豊かです。

言葉で伝えます。言葉で説明します。

VoiceOverを設定する:

聴覚あなたのために
チューニング。

「Made for iPhone」ヒアリングデバイス

音量が場所に
合わせます。

補聴器を付けた耳の絵文字

Appleは業界を代表するメーカーと協力して、Apple製デバイスのための特別な補聴器、人工内耳、サウンドプロセッサを開発しました5ほかのリモコンを一切使わずにあなたの聴覚専門医によるプリセットを適用したり、静かな環境から雑音が多い環境に移動した時に自分でレベルを調整できます。双方向補聴器にも対応するので、聴覚に障がいのある方はハンズフリーで電話やFaceTimeの会話ができます。「Made for iPhone」ヒアリングデバイスを通じてSiriに通知を読み上げさせれば、通知の把握がより簡単になります。

音量が場所に合わせます。

「Made for iPhone」ヒアリングデバイスを設定する:

サウンド認識

緊急時でも音が
見える。音を感じる。

iPhone上でサウンド認識が火災報知器の作動をアラートで通知している。

この機能はデバイス上の知能を使って、アラーム、家電製品のブザー、ドアのノック、車のクラクション、赤ちゃんの泣き声など、15種類の音を検知した時に通知でお知らせします。電子音については、自宅のドアベルの音など、あなたの環境に特有の音をiPhoneやiPadに聞き取らせて通知させることもできます。デバイスがこれらの音やアラートを検知すると、表示や振動によってあなたに知らせます6

緊急時でも音が見える。音を感じる。

サウンド認識を設定する:

発話イノベーションが
モノを言います。

パーソナルボイス7

発話ができなくなるリスクがある時や、声に大きな影響を与える症状が進行している時は、パーソナルボイスが役立ちます。自分に似た声を作成するためのシンプルで安全な方法です8。ランダムに選ばれた一連のテキストプロンプトをあなたに読んでもらい、15分間のオーディオを録音。これを使って、あなたに似た声を生成します7。あなたの情報は、デバイス上の機械学習を利用して、プライベートかつ安全な状態に保たれます。

“I love you”をあなたの声で。

パーソナルボイスを設定する:

ライブスピーチ

タイプする。会話ができる。

iPhone、iPad、Mac、Apple Watchのライブスピーチでは、あなたが言いたいことをタイプ入力するだけで、デバイスがそれを読み上げます。話すことができない方や言語障がいがある方、文字でのコミュニケーションを好む方も、ライブスピーチを使えば、電話やFaceTime通話、対面の会話でもスムーズに気持ちやアイデアを伝えられます。日常的なやり取りや、友だちや家族との会話で簡単に返事をしたい時のために、よく使うフレーズを保存しておくこともできます。

タイプする。会話ができる。

ライブスピーチを設定する:

Siri待機時間

あなたの
スピードで
話せます。

Siriは、あなたが毎日することをお手伝いします。さらに、あなたの話し方やコミュニケーションの方法に対応するようにカスタマイズできます9。あなたの質問やリクエストにSiriが応答するまでの時間を「Siri待機時間」で調整すれば、Siriによる中断を気にせずに自分のペースで快適に話せます。Siriはタイプ入力にも反応するので、リマインダーの設定やショートカットの実行など、いろいろなことをキーボードで行えます。

あなたの
スピードで
話せます。

身体機能作業の方法を、
あなたに合わせます。

AssistiveTouch + Apple Watch

つまむ。
つまむ。
電話ができる。

Apple WatchのAssistiveTouchを使うと、上肢に障がいのある方がディスプレイやコントロールに触れることなくApple Watchを使用できます。Apple Watchは、内蔵されたモーションセンサーとデバイス上の学習機能を使って筋肉や腱の動きの微妙な違いを検知。ピンチやクレンチなどのハンドジェスチャーを通してディスプレイをコントロールできるようにします。かかってきた電話に出たり、画面上のモーションポインタを操作したり、通知センターやコントロールセンターにアクセスするなど、様々なことができます10。Siriでショートカットを実行してタスクをこなしたり、iPhone上のVoiceOverやスイッチコントロールの設定を変更する時も、Apple WatchのAssistiveTouchが使えます。

iOSとiPadOSのためのAssistiveTouchでは、ピンチ、回転、スワイプなどの標準的なジェスチャーを、あなたがより使いやすい方法に調整できます。音量調節などそのほかのアクションに、AssistiveTouchのメニューからアクセスできるようカスタマイズすることもできます。

つまむ。つまむ。電話ができる。

AssistiveTouchを設定する:

背面タップ

タップを2回。

背面タップとiPhoneの側面。

ほら、
こんな
ことが。

コントロールセンターを開く。スクリーンショットを撮る。お気に入りのアプリを立ち上げる。iPhoneの背面をダブルタップまたはトリプルタップするだけで、あらゆる種類のアクションが実行されるように設定できます。背面タップは、様々なアクセシビリティ機能をオンにしたり、Siriでショートカットを起動するのにも使えます。ホーム画面上での標準的なジェスチャーが難しい場合、代わりに使える便利な方法です11

背面タップを設定する:

iPhone

YouTubeでAppleサポートのビデオを観る:

iPhoneで背面タップを使う方法

音声コントロール

声だけで撮影も
できる。

写真を撮るための音声コントロールの一連のコマンド。カメラを開く、「写真を撮影」をタップ。

iOS、iPadOS、macOSを使って、シンプルな音声コマンドだけでアプリをすばやく開いて操作しましょう。クリックできる項目の横に番号付きラベルを表示させて操作したり、画面上にグリッドを表示させて選択、拡大、ドラッグを正確に行えます。音声コントロールを初めて使う方のために、この機能について簡単に詳しく学べる練習セクションも用意されています。

声だけで撮影もできる。

音声コントロールを設定する:

YouTubeでAppleサポートのビデオを観る:

認知もっと集中できる。
もっと夢中になれる。

バックグラウンドサウンド

リラックスをボリュームアップ。

バックグラウンドサウンドは、気が散ったり、不快に感じたり、圧倒されるような生活音を最小限に抑えるのに役立ちます。バランスの取れたノイズ、ブライトノイズ、ダークノイズ、波、雨、小川の音をバックグラウンドで連続再生することで、集中したり、リラックスしたり、休息できるようにします。デバイスを使っている時に、ほかのオーディオやシステムサウンドと融合させたり、その背景で流すこともできます。

リラックスをボリュームアップ。

バックグラウンドサウンドを設定する:

読み上げコンテンツ

読み上げの吹き出し

テキストを選ぶ。
テキストが
聞こえる。

画面の読み上げ、選択項目の読み上げ、入力フィードバックなどの機能は、聴覚の要素をテキストに加えることで、読んでいる内容や書いている内容を耳で聞きたい方をサポートします3。「内容を強調表示」を使えば、読み上げられている単語、文章、またはその両方を選択したスタイルと色で強調できるので、より簡単に目で追えるようになります。内蔵された声のピッチ範囲などの設定を調整して、読み上げコンテンツの音声を好みに合わせてカスタマイズすることもできます。

テキストを選ぶ。テキストが聞こえる。

読み上げコンテンツを設定する:

アシスティブアクセス

アプリをパーソナライズ。あなたらしく
使えます。

iPhoneの簡素化されたホーム画面に、ミュージック、通話、メッセージ、写真、カメラアプリが表示されている。

アシスティブアクセスは、認知障がいのある方がiPhoneやiPadをカスタマイズして認知的負荷を減らし、特定のニーズに合わせて調整できるようにします。この機能は、認知障がいのある方々とその支援者のみなさんからのフィードバックをもとに設計されました。人々が最も楽しんでいること、つまり友だちや家族とつながったり、写真を撮影したり共有したり、音楽を聴くなど、iPhoneやiPadでの日常的なアクティビティに集中するのに役立ちます。

アシスティブアクセスが提供する独自のインターフェイスには、高コントラストのボタンや大きなテキストラベルのほか、障がいのある方とその支援者が特定のアプリ(単一の通話アプリに統合された電話とFaceTime、メッセージ、カメラ、写真、音楽)での体験に集中するのに役立つツールがそろっています。ホーム画面とアプリを一段と視覚的なグリッドベースのレイアウトにすることも、テキストを好む場合は行ベースのレイアウトにすることもできます。

アプリをパーソナライズ。あなたらしく使えます。

アシスティブアクセスを設定する:

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