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プレスリリース 2023 年 1 月 18 日

Apple、画期的なサウンドと知能を備えた新しいHomePodを発表

素晴らしい音質、強化されたSiriの機能、安全で安心なスマートホーム体験を提供します
黒い背景に置かれた2台のHomePod(第2世代)デバイス。
HomePodは、Appleのイノベーション、Siriの知能、スマートホームの機能が詰め込まれながら、まさに画期的なリスニング体験を提供します。
カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、美しく象徴的なデザインで次のレベルの音響を提供するパワフルなスマートスピーカー、HomePod(第2世代)を発表しました。AppleのイノベーションとSiriの知能が詰め込まれたHomePodは、先進的なコンピュテーショナルオーディオを提供し、臨場感あふれる空間オーディオの楽曲のサポートなど、革新的なリスニング体験を実現します。毎日のタスクを管理したりスマートホームをコントロールするための便利で新しい方法により、ユーザーはSiriを使ってスマートホームのオートメーションを作成したり、家で煙や一酸化炭素の警報音が検知されたときに通知を受けたり、部屋の温度と湿度を確認できるようになり、すべてをハンズフリーで行えます。
新しいHomePodは、本日よりオンラインとApple Storeアプリケーションで注文受付を開始し、2月3日(金)より販売を開始します。
「Appleのオーディオに関する専門知識とイノベーションを活用して、新しいHomePodは、豊かで深みのある低音域、自然な中音域、クリアで繊細な高音域を提供します。HomePod miniの人気の高さから、私たちはより大きなHomePodで実現可能な、さらにパワフルな音響への関心がますます高まっていることを認識しています。次世代のHomePodを世界中のお客様にお届けできることを楽しみにしています」と、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアックは述べています。

洗練されたデザイン

継ぎ目がなく、通り抜ける音を遮らないメッシュ生地を使用し、端から端まで光るバックライトのTouchサーフェスを搭載した新しいHomePodは、あらゆる空間を引き立てる美しいデザインを誇ります。HomePodは、ホワイトと100パーセント再生メッシュ生地で作られた新色のミッドナイトから選ぶことができ、編み込み電源ケーブルは同色で統一されています。
白い背景に置かれた2台のHomePod(第2世代)デバイス。
HomePodは、継ぎ目がなく、通り抜ける音を遮らないメッシュ生地を使用し、バックライトのTouchサーフェスを搭載した魅力的なデザインを特長としています。

パワフルな音響

HomePodは、豊かで深みのある低音域と鮮明な高音域の周波数で、素晴らしい音質を提供します。カスタム設計の高偏位ウーファー、振動板を20mmという驚異的な幅で振動させるパワフルなモーター、内蔵の低音イコライザーのマイク、基部に配置された5つのビームフォーミングツイーターのアレイが連係して、パワフルな音響体験を作り出します。S7チップとソフトウェアおよびシステム検知テクノロジーの組み合わせが、音響システムの能力を最大限に引き出す一段と進化したコンピュテーショナルオーディオを提供し、革新的なサウンド体験を届けます。
HomePod(第2世代)の内部の様子。
高偏位ウーファー、パワフルなモーター、内蔵の低音イコライザーのマイク、5つのビームフォーミングツイーターのアレイが、パワフルな音響体験を提供します。
室内検知テクノロジーにより、HomePodは近くの面からの音の反射を認識して、壁を背にしているか離れているかを判断し、サウンドをリアルタイムで調整します。5つのビームフォーミングツイーターのアレイの精密な方向制御が、直接音と周囲音を分離してビーム状に届け、透き通るほどクリアなボーカルと豊かな楽器演奏でリスナーを包み込みます。
室内検知テクノロジーにより、HomePodはサウンドをリアルタイムで調整し、透き通るほどクリアなボーカルと豊かな楽器演奏でリスナーを包み込みます。
ユーザーはApple Musicで1億曲以上のカタログを聴いたり1、単独のHomePodまたはステレオペアで空間オーディオを楽しんだり、Apple TV 4Kを使って魅力的なホームシアター体験を作り出せます。Siriを使って、ユーザーは広範な音楽の知識にアクセスしたり、アーティスト名、曲名、歌詞、年代、ジャンル、ムード、アクティビティで音楽を検索したりできます。

複数のHomePodスピーカーによる新たなレベルの体験

複数のHomePodまたはHomePod miniスピーカーがあれば、幅広いパワフルな機能を利用できるようになります。AirPlayによるマルチルームオーディオを使えば2 、ユーザーは「Hey Siri」と話しかけるかHomePodの上部を長押しするだけで、複数のHomePodスピーカーで同じ曲を再生したり、それぞれのHomePodスピーカーで異なる曲を再生したりすることができ、複数のHomePodスピーカーをインターコムとして使ってほかの部屋にメッセージを送信することもできます。
また、ユーザーは2台のHomePodスピーカーを同じスペースに置いてステレオペアを作ることもできます3。左右のチャンネルを分離するほかに、ステレオペアはそれぞれのチャンネルを完璧に調和させて再生することにより、従来のステレオスピーカーよりもワイドで、一段と臨場感あふれるサウンドステージを作り出して、真に際立ったリスニング体験を届けます。
ステレオペアとして示されている2台のHomePodスピーカー。
2台のHomePodスピーカーを使って、ユーザーはステレオペアを作ることができ、よりワイドで、一段と臨場感あふれるサウンドステージが得られます。

Appleのエコシステムとのシームレスな統合

超広帯域テクノロジーを利用して、ユーザーはiPhoneで再生しているあらゆるコンテンツ、たとえばお気に入りの曲やポッドキャスト、あるいは通話でさえも、HomePodに直接引き継ぐことができます4。簡単に再生中のコンテンツをコントロールしたり、パーソナライズされた曲やポッドキャストの提案を受けるために、家の中の全員がiPhoneをHomePodに近づけることができ、提案は自動的に表示されます。また、HomePodは最大6人までの声を認識できるので、家の各メンバーがパーソナルプレイリストを聞いたり、リマインダーを頼んだり、カレンダーのイベントを設定できます。
HomePodをApple TV 4Kと簡単にペアリングして、パワフルなホームシアター体験を楽しめます。また、Apple TV 4KのeARC(Enhanced Audio Return Channel)5への対応により、お客様はテレビに接続されたすべてのデバイスのオーディオシステムとしてHomePodを使うことができます。さらに、HomePodでSiriを使えば、ユーザーはApple TVで再生中のコンテンツをハンズフリーでコントロールできます。
HomePodの「探す」を使うと、ユーザーは置き忘れたデバイスで音を鳴らして、iPhoneなどのApple製デバイスの場所を特定して見つけることができます。ユーザーはSiriを使って、「探す」アプリケーションで位置情報を共有している友達や大切な人の位置情報をたずねることもできます。
iPhoneをHomePod(第2世代)にかざしているユーザー。
再生中のコンテンツを簡単にコントロールしたり、パーソナライズされた曲やポッドキャストの提案を受けるために、家の中の全員がiPhoneをHomePodに近づけることができ、提案は自動的に表示されます。

スマートホームに欠かせない機能

サウンド認識により6、HomePodは煙と一酸化炭素の警報音を聞き取り、音が特定検知されると直接ユーザーのiPhoneに通知を送信します。新しい内蔵された温度と湿度のセンサーが室内環境を測定できるので、ユーザーは部屋が特定の温度に達したときに自動的にブラインドを閉めたり、扇風機をオンにするオートメーションを作成できます。
Siriの起動により、お客様は1つのデバイスをコントロールできるほか、「おはよう」のようなシーンを作成して、複数のスマートホームアクセサリを同時に作動させることもできます。また、「Hey Siri、日の出の時刻に毎日ブラインドを開けて」のように、繰り返されるオートメーションをハンズフリーで設定することもできます7。新しい確認音により、見た目では変化が表れないアクセサリ(ヒーターなど)や、ほかの部屋にあるアクセサリをコントロールするようSiriにリクエストがあったときに、音で示されるようになります。海、森林、雨などの環境音もリマスターされ、体験への統合性が高められており、お客様はシーン、オートメーション、アラームに新しいサウンドを追加できます。
また、再設計されたホームアプリケーションにより、ユーザーはアクセサリの操作、表示、整理を直感的に行えます。ホームアプリケーションは、気候、照明、セキュリティの新しいカテゴリを提供し、スマートホームを簡単に設定およびコントロールできるようにし、新しいマルチカメラ表示が可能になっています。
HomePod(第2世代)の隣に示されたiPhone。
再設計されたホームアプリケーションにより、ユーザーはアクセサリの操作、表示、整理を直感的に行えます。

Matterに対応

昨年秋に登場したMatterは、スマートホーム製品がエコシステム全体で最高レベルのセキュリティを維持しながら動作できるようにします。Appleは業界の他のリーダーとともに、Matter規格を管理するConnectivity Standards Allianceのメンバーです。HomePodはMatter対応のアクセサリに接続してコントロールし、欠かせないホームハブとして機能して、外出中にアクセスを提供します。

お客様のプライバシーへの不法侵入を防ぐ

お客様のプライバシー保護はAppleの中心にある大切な理念の一つです。HomeKitセキュアビデオを使ったカメラ録画を含め、スマートホームのすべての通信は常にエンドツーエンドで暗号化されるため、Appleには読めません。Siriを使用する際のリクエストの音声は、デフォルトで保存されません。これらの機能により、ユーザーは家のプライバシーが守られることについて安心できます。

HomePodと環境

HomePodは環境への負荷を最小限に抑えるように設計されており、複数のプリント基板のメッキにHomePodでは初めて100パーセント再生金を使用し、スピーカーのマグネットに100パーセント再生希土類元素を使用しています。HomePodはエネルギー効率に関するAppleの高い基準を満たしており、水銀、BFR、PVC、ベリリウムを使用していません。再設計したパッケージでは、外側のプラスチック包装を取り除き、パッケージの96パーセントを繊維ベースにしており、2025年までにすべてのパッケージからプラスチックを完全に取り除くというAppleの目標に一歩近づきました。
今日、Appleはカーボンニュートラルなグローバル企業であり、2030年までに製造サプライチェーンおよび製品ライフサイクル全体で100パーセントカーボンニュートラルにするよう取り組んでいます。これは、販売されるすべてのApple製デバイスで、部品製造、組み立て、輸送、お客様の利用、充電、そしてリサイクルや素材の回収まで、気候変動への影響をネットゼロにすることを意味します。
価格と販売について
  • HomePod(第2世代)の価格は44,800円(税込)で、日本、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国、米国、その他11の国と地域で、本日よりapple.com/jp/storeとApple Storeアプリケーションで注文受付を開始し、2月3日(金)から販売を開始します。
  • HomePod(第2世代)は、iOS 16.3以降を搭載したiPhone SE(第2世代)以降、iPhone 8以降、またはiPadOS 16.3を搭載したiPad Pro、iPad(第5世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、iPad mini(第5世代)以降に対応しています。
  • 米国のお客様は、Appleから直接購入し、Apple Cardでお支払いいただくと、3パーセントのキャッシュバックを受け取ることができます。
  • HomePod(第2世代)またはHomePod miniをご購入のお客様がApple Musicに新規登録すると、Apple Musicを6か月間無料でご利用いただけます。
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  • 記事本文

  1. Apple Musicを利用するにはサブスクリプション登録が必要です。
  2. マルチルームオーディオには、最新のAirPlayソフトウェアを搭載した、複数のHomePodスピーカーまたはAirPlay対応のスピーカーが必要です。
  3. HomePodステレオペアを作成するには、2台のHomePod mini、2台のHomePod(第2世代)、2台のHomePod(第1世代)のように、同じモデルのHomePodスピーカーが2台必要です。
  4. Handoffを利用するには、iPhoneにiOS 16.3以降が搭載されている必要があります。
  5. eARCに対応するホームシアターを利用するには、最新のtvOSソフトウェアを搭載したApple TV 4K(第2世代)以降が必要です。
  6. サウンド認識は今春のソフトウェアアップデートで提供される予定です。サウンド認識は煙と一酸化炭素の警報音を検知し、音が認識されるとユーザーに通知を送信します。ユーザーが危害を受けたり負傷する可能性がある環境、リスクが高い状況、緊急時はサウンド認識に依存しないでください。サウンド認識には、ホームアプリケーションの中の別のアップデートとして提供される、アップデートされたホームアーキテクチャが必要です。ホームにアクセスするすべてのApple製デバイスで、ソフトウェアを最新の状態に保つ必要があります。
  7. スマートホームアクセサリは別売りです。

お問い合わせ先

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp

03-4345-2000

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp