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新着情報 2023 年 4 月 19 日

Apple、アースデイに先立ち、気候目標に向けた大きな前進を発表

Appleとともに気候変動についてさらに学び、行動を起こすことで、お客様にアースデイを祝福していただきます
Apple Storeでチームメンバーと話している、2人の大人のお客様と1人の若いお客様。
今年のアースデイに、お客様はApple Store直営店を訪れて特別なToday at Appleセッションに参加し、地球を守るための啓発や行動喚起のために作られた、Appleのサービスの厳選されたコレクションを探索できます。
アースデイに先立ち、AppleはiPhone、iPad、MacBook Air、Apple Watchの新しいモデルの気候変動への影響削減を共有するための新しいフレームワークなど、2030年までにすべての製品をカーボンニュートラルにするという野心的な目標に向けた前進を発表しています。Appleはまた、気候変動対策を革新しコミュニティに関与するための新しいパートナーシップを発表し、Appleのプラットフォーム全体で新しい選りすぐりのコレクションやそれぞれに合ったアクティビティを通じて学んだり行動を起こしたりするようお客様に促しています。
世界中で自社の事業についてすでにカーボンニュートラルを達成しているAppleは、2015年以降、会社の収益を68パーセント以上成長させながら、全体的なカーボンフットプリントを45パーセント以上削減しました。昨年、グローバルサプライチェーン全体での再生可能エネルギーの拡大、再生素材や低炭素素材を使った製品づくりなど、Appleの環境に関する幅広い取り組みにより、合計2,800万トン以上の炭素を回避しました。
「私たちは、2030年までにすべての製品をカーボンニュートラルにするという野心的な目標であるApple 2030のビジョンの実現に、これまで以上に近づいており、今年のアースデイにお客様とともに目覚ましい進歩を祝えることを嬉しく思います。私たちのお客様は、Apple製デバイスが環境に配慮して作られていること、つまり、これまで以上にクリーンなエネルギー、より優れた業界をリードする耐久性、より一層高い効率、より多くの再生素材や低炭素素材を備えていることを知ったうえでApple製デバイスを使うことができます」」と、Appleの環境・政策・社会イニシアティブ担当バイスプレジデント、リサ・ジャクソンは述べています。
本日公開された2023年進捗報告書にこの進捗の詳細が記載されており、リサイクルの革新、天然資源の管理、クリーンエネルギーに関するイニシアティブにおけるAppleの継続的な取り組みが強調されています。Appleはさらに、毎年公開している「Appleのサプライチェーンにおける人と環境」報告書を公開しました。

Apple 2030:これまでの成果を、製品が語ります

Appleは本日、再生可能エネルギー、効率、素材の革新に関する環境への取り組みによって、Apple製品が気候変動に及ぼす影響をすでに大幅に削減していることを共有するための新しいフレームワークを発表しました。この前進をお客様に対して明確に示すため、Appleは、iPhone 14およびiPhone 14 Plus、iPad(第10世代)、M2チップ搭載MacBook Air、Apple Watch Series 8のアップデートされた製品環境報告書も発表しました。
Appleは詳細な分析を行い、これらの各製品の製造にクリーンエネルギーが使われた割合、および再生素材の使用拡大によって各デバイスが気候変動に及ぼす影響がどれだけ削減しているかを算出しました。例えば、AppleはM2搭載MacBook Airの排出量を38パーセント削減しました。この大幅な削減は、大半が、デバイスに再生素材および再生可能な素材が合計40パーセント使用されていることによります。Apple Watch Series 8では、製造に40パーセント再生可能電力を使用するなどの取り組みにより、デバイスが気候変動に及ぼす影響を26パーセント削減しました。
Appleは、透明性に対する長年にわたる取り組みにもとづき、お客様にカーボンニュートラルな製品への道筋を一緒にたどっていただくため、この詳細レベルの進捗を今後の製品環境報告書で共有する予定です。

世界中でソリューションの革新とコミュニティへの関与に協力

Appleは、2030年の目標に向けて進捗を加速させながら、気候変動による影響を不均等に受けるコミュニティを優先し、未来のために革新している組織と協力する取り組みを続けています。Appleは本日、AppleのRacial Equity and Justice Initiative(人種の平等と正義のためのイニシアティブ)と連携した取り組みを含め、環境問題の解決に関与するようコミュニティに働きかけるための世界的な取り組みについて、新しいパートナーシップと支援を発表しました。
南米では、Appleは環境保護団体コンサベーション・インターナショナルと協力して、気候変動と生物多様性の危機対策に対して成果を生む経済的機会を提供し、アフリカ系子孫のコミュニティのリーダーシップを支援します。さらに、このパートナーシップでは、南北アメリカにおいて気候変動の対処および緩和を通じてアフリカ系子孫の人々の視点と体験を高めるための、この種で初の共同努力であるAfro-InterAmerican Forum on Climate Change(AIFCC)を支援します。
Appleは、Society of Entrepreneurs and Ecology Foundationと協力して、中国でブルーカーボンに関する認定手法の開発を支援しています。ブルーカーボンは、大気から吸収されて、深海やマングローブ林など沿岸部の生態系に貯留される二酸化炭素のことです。Appleは、マングローブの保全を中心に代替の持続可能な経済を作り出すモデルとなる、コロンビアとインドのブルーカーボンプロジェクトを支援しています。中国でのパートナーシップでは、その成果にもとづき、現地のコミュニティがマングローブ生態系の保全と回復に参加するための新しい方法を提供します。
Appleはまた、統合されたランドスケープ・アプローチの下で高品質の自然に根ざした解決策に対する官民の投資を拡大、調整、投入するための新しいモデルを示すことを目指すNature-Based Solutions (NbS) Origination Platformと呼ばれる新しいイニシアティブで、世界自然保護基金(WWF)と協力しています。このプラットフォームの下、WWFはその世界中への展開力とパートナーシップ、および気候変動と自然への取り組みにおける勢いを活用して、系への脅威に対処し、気候変動、生物多様性、持続可能な開発に影響を与える優先ランドスケープにおける介入を紹介しています。
米国では、AppleはBeyond Benignと協力し、米国全体のマイノリティを受け入れている教育機関にグリーン・ケミストリーと持続可能な科学プログラミングを導入し、世界中の高価値企業向けに持続可能性に関するトレーニングを受けた黒人、ヒスパニック、ネイティブアメリカンの科学者の人材プールを拡大しました。Appleはまた、ワシントンD.C.のCity Blossoms、カリフォルニアとティフアナ(メキシコ)のEnvironmental Health Coalition、シカゴのLittle Village Environmental Justice Organizationなど、コミュニティの環境正義を推進している地域の組織をサポートしています。
マハーラーシュトラ(インド)でマングローブの茂る河川を下っている3人。
Appleは、マングローブの保全を中心に代替の持続可能な経済を作り出すモデルとなる、コロンビアとインドのブルーカーボンプロジェクトを支援しています。SEE Foundationとの新しいパートナーシップを通じて、Appleは中国でブルーカーボンに関する認定手法の開発を支援しています。

Appleと一緒に祝い、行動を起こす

Appleは、アースデイを祝して、お客様が環境について学んだり環境とつながりを持ったり、地球への影響を削減するための行動を取るのに役立つ一連の方法を提供しています。
アースデイでも、ほかのどの日でも、お客様が地球のためにできる簡単なことの一つが、古いデバイスをAppleに返却することです。Appleは下取りサービスと無料リサイクルを提供しており、これによってデバイスのリサイクルが簡単になり、電子廃棄物を埋め立て処理に送らずにすみ、地球から貴重な素材を採取する量を減らせます。今年のアースデイに、Appleは米国、英国、カナダのお客様向けに、下取りデバイスの価値を見積もってユーザーがリサイクルの手続きを始めるのをサポートし、製品に新たな命を与えるのに役立つ新しいApple Trade Inランディングページを導入します。
テキサス州オースティンにある素材回収ラボで活動するAppleのiPhone解体ロボット、Daisy。
AppleのiPhone解体ロボットであるDaisyは、製品に再生素材と再生可能な素材だけを使うというAppleの目標に向かって進んでいる多くの革新の一つです。
またAppleは、Apple Store直営店を訪れて限定のToday at Appleプログラムに参加することをお客様にすすめています。グローバルセッションには、Apple Pencilを使い、創造力と教育を融合させた、子どもたちがiPad上の地球からインスピレーションを得てユニークなコミックを作成できるアクティビティが含まれ、一部の直営店では再生プラスチックのパワーを探索するプログラムもあります。一部の直営店では、先住民アーティストのトマス・カルメロ・アマヤ氏とNative Wellness Instituteのショールズ・ジョセフ氏が厳選したパワフルな会話、アート、詩を紹介します。
App Storeでは、ユーザーが自分のクローゼットを手始めに、地球を守るためにどのようなことができるかを学べます。「How It’s Easy to Be Stylish and Sustainable」と題したアースデイのコレクションでは、eBayGood On YouDrestなど、リサイクルショッピングの体験を支持し、エシカルで持続可能なファッションを促進し、バーチャルクローゼットとバーチャル体験を通じて循環型のショッピング行動を促すアプリケーションを特集します。
App Storeに表示されているアースデイのコレクション「The Future of Fashion Is Sustainable」。
App Storeでは、ユーザーが自分のクローゼットを手始めに、地球を守るためにどのようなことができるかを学べます。
Apple TV+では、伝説的な環境保護活動家ジェーン・グドール博士の実績からインスピレーションを受けた使命重視のシリーズ「ジェーン」、トム・ヒドルストンがナレーションを務める自然ドキュメンタリー「ビッグ・ビースト〜巨獣たちの世界〜」、家族向けの「サゴミニフレンズ」スペシャルなど、家族全員で楽しめる新しい受賞歴のある番組ラインナップでアースデイを祝います。サブスクリプション登録者は、「太古の地球から~よみがえる恐竜たち~」「カラーで見る夜の世界」「ゾウの女王:偉大な母の物語」「ほら、ここにいるよ:このちきゅうでくらすためのメモ」「小さな世界」「その年、地球が変わった」など、地球の壮大な不思議とそれを守ることの大切さに光を当てた、お気に入りの番組も楽しめます。
さらに、Apple TVアプリケーションでは、視聴者は「The Future Is Up to Us」(未来は私たちにかかっている)という合言葉からインスピレーションを受けた幅広いコレクションを探索できます。「削減と再利用」「再考」「つなぎ直す」の3つの主な重点領域では、革新や毎日の行動を通じて気候変動との闘いに取り組んでいる個人やコミュニティを紹介します。このスペースでは、Apple Originalシリーズ「エクストラポレーションズ:すぐそこにある未来」の制作者スコット・Z・バーンズによる探求のためのキュレーションも特集し、アースデイだけでなく、いつでも視聴できるお気に入りの環境映画やおすすめの映画を紹介します。
スペシャルエピソードでは、ホストのシュミタ・バスがバーンズおよび俳優のシエナ・ミラーと、一緒に「エクストラポレーションズ:すぐそこにある未来」を作ったハリウッドスターのパワーについて、また気候変動との闘いで真に前進するには何が必要かについて話し合います。Apple Newsでも自然の不思議を称える特別に厳選されたコレクションを特集し、気候変動に関する科学、サービス、解決策を探求し、より環境に配慮した世界のために闘っている素晴らしい人々やコミュニティを紹介します。
4月21日よりApple Musicでは、「エクストラポレーションズ:すぐそこにある未来」の出演者ベン・ハーパーが担当した「Mixture for Mother Earth」など、Apple TV+からの新しい音楽やサウンドスケープで、ほかにはない、自然からインスピレーションを得たコンテンツを紹介します。
iPhone 14 ProとApple Watch Series 8に表示されている「ランニングの時間」のジョシュア・ツリー国立公園エディション。
Apple Fitness+では、「ランニングの時間」にジョシュア・ツリー国立公園からインスピレーションを得た新しいエピソードが登場します。
Apple Fitness+は、いつでも、どこでも、屋外でもできる何千ものワークアウトと瞑想を提供します。アースデイを祝して、Fitness+のユーザーは、いくつもの季節を通じた地球の回復力に想いをはせる、テーマに沿ったワークアウトと新しい瞑想を楽しめます。「ランニングの時間」のエピソードでは、トレーナーのスコット・カービンがジョシュア・ツリー国立公園からインスピレーションを得て、ユーザーが外に出たくなるエネルギッシュなロックのプレイリストを特集しています。Apple Watchのユーザーは、4月22日に任意のワークアウトを30分以上行うことでアースデイの限定アワードを獲得できます。
気候変動危機についてさらに学んだり、行動を起こすための新しい方法を調べることに関心があるユーザーは、先住民の環境保護活動家など、科学コミュニティの意見を幅広く取り上げたApple Podcastの「Revitalizing Our Home」コレクションにアクセスできます。このコレクションで取り上げる会話やストーリーは、自分たちが地球に及ぼす影響について、また、傷つけられているものを元に戻すのにどれだけ時間がかかるのかについて理解を深める機会をリスナーに提供します。
最新エピソード「Can Green Start-Ups Lead the Way in Africa?」を取り上げているApple Podcastの「The Climate Question」のページ。
Apple Podcastの「Revitalizing Our Home」コレクションでは、幅広い意見を取り入れた会話やストーリーを取り上げます。
Apple Booksでは、環境問題やお客様が自分の役割を果たすためにできる行動を探索する、新しい本やオーディオブック、人気の本やオーディオブックを特集します。また、Apple Booksでは「The Intersectional Environmentalist」の著者リア・トーマスを招き、幅広い視野でアースデイをとらえるためのタイトルのコレクションを選んでもらいました。
Apple Booksで、「Black women bringing the conversation down to earth」という見出しの下に、作家のリア・トーマスが厳選した「Explore the Green Girl’s Reading List」というタイトルのコレクションが表示されているところ。
Apple Bookでは、「The Intersectional Environmentalist」の著者リア・トーマスが厳選した新しいコレクション「Explore the Green Girl's Reading List」を特集します。
Appleマップには、Tinybeansが厳選した新しいガイドが登場します。ユーザーは、シカゴロサンゼルス、および米国のその他の都市でごみゼロのリフィル・ステーションやごみの出ないテイクアウト店など持続可能な店を見つけたり、ごみゼロ・ショッピング運動について詳しく学ぶことができます。また、ユーザーはマップアプリケーションで、ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立動物園と保全生物学研究所からガボンにあるムカラバドゥドゥ国立公園にいたるまで、スミソニアン協会が世界中で生物学的遺産の保存にどのように取り組んでいるかを探索できます。
Appleの環境のための取り組みについて詳しくは、apple.com/jp/environment/をご覧ください。
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Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp

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